録画した素材を一部分だけ切り出して編集するのが億劫ではないでしょうか?
今回はそんなお悩みを解決するためにソースモニターを使って簡単に素早く切り出す方法を解説しようと思います。最後までぜひ御覧ください
この記事を見て分かること
- ソースモニターについて
- 素材の切り出し方法
ソースモニターとは?
[プロジェクト]パネルグループから選択された素材を表示するパネルのことで、デフォルトで入っているワークスペース「編集」で下記赤枠に表示されているパネルのこと

ソースモニターを使うには?
まず、プロジェクトパネルに表示されている素材をダブルクリックもしくは右クリックしてソースモニターで開くを選択しましょう
これでソースモニターに素材の映像が映ったので、準備完了です。

素材の一部切り出し
1.素材の切り出したい始めの位置に「インをマーク」する
切り出したい始めの位置が決まりましたら、ソースモニターの「{」マークをクリックして、
「インをマーク」して開始地点を決めましょう。

2.素材の切り出したい終わりの位置で「アウトをマーク」する
切り出したい終わりの位置が決まりましたら、ソースモニターの「}」マークをクリックして、
「アウトをマーク」して終了地点を決めましょう。

3.切り出した映像をシーケンスに挿入する
切り出したい映像のインとアウトをそれぞれマークし終わったら、シーケンスへと挿入しましょう。
挿入の種類は3種類ありますので、適宜使い分けましょう
【Aパターン】自由な位置に挿入する
ソースモニターに「ビデオをドラッグ」「オーディオをドラッグ」という2種類のアイコンがあり、
読んで字の通り、「ビデオをドラッグ」と書かれたアイコンをドラッグ&ドロップしてシーケンスに配置するとビデオの映像のみがシーケンスに挿入されます。
反対に「オーディオをドラッグ」するとオーディオのみが挿入されますので使い分けてみましょう。

【Bパターン】再生ヘッドの位置でインサートする
ソースモニターの「インサート」アイコンをクリックするとシーケンスの再生ヘッドの位置から切り出したクリップが挿入されます。
この時に特定のレイヤーを対象にインサートされるので、違うレイヤーに挿入させたい場合は事前にレイヤーを変更しておきましょう。

【Cパターン】再生ヘッドの位置で上書きする
ソースモニターの「上書き」アイコンをクリックするとシーケンスの再生ヘッドの位置から切り出したクリップが上書きされます。
この時もインサートの時と同様に対象レイヤーに上書きされるので、必ず表示を確認してから行いましょう。

切り出した素材を保存するには?
ソースモニターの表示されている映像上で右クリックして「サブクリップを作成」を押すと、
ソースモニターでインとアウトを決めた映像は新しい素材として保存することができます。
切り出した素材を管理できますので、必要に応じて行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のソースモニターを使用する方法を用いれば、切り抜き作業や動画の編集作業が格段に早くなると思いますので、ぜひ取り入れましょう。