Premiere Proで字幕を作ろうとしたけど量が多くて作るのが面倒。
今回はそんな方のためにAIを使った字幕の自動生成について説明しますので是非御覧ください。
この記事を見て分かること
- 字幕の自動生成について
- 字幕の自動生成の使い方
字幕の自動生成について
Premiere Proでは音声を読み取って字幕を自動生成して文字起こししてくれます。
精度は完全とは言えませんが、0から文字起こしするよりも手間が省けますので、
是非使ってみましょう!
字幕の自動生成の使い方
1.字幕の自動生成ウィンドウを開く
テキストパネルで文字起こしボタンをクリックすると初回のみ自動文字起こしの設定画面が出ます。
2.自動文字起こし設定をする
自動文字起こしの設定をします。
音声の対象・言語・話している人の区別・文字起こしの範囲設定が行えます。
設定が終わったら、「文字起こし開始」ボタンをクリックします。
・言語
自動文字起こしの言語を選択します。
・スピーカーのラベル付け
話している人を区別し、発言者毎に認識して分けるかどうかを選択します。
・オーディオ分析
自動文字起こしする音声を選択します。
・インからアウトの間文字起こし
チェックが入っているなら対象の音声の「インマーク」と「アウトマーク」間のみ自動文字起こしします。
・既存の文字起こしデータと結合
既に文字起こしデータと結合します。
3.キャプションを作成ウィンドウを表示する
テキストパネルよりキャプションを生成するボタンを選択して
キャプション作成設定ウィンドウを表示させましょう。
4.キャプションの作成設定を行う
キャプションの作成の設定を行います。設定が終わったら「キャプションの作成」を行えます。
・キャプションプリセット
プリセットを使用することができます。また、三点リーダーのボタンをクリックして現在の設定を保存することや書き出すことができます。
・形式
キャプションの「形式」「文字の最大長さ」や「行間」を選択することができます。「スタイル」ではテキストスタイルを選択できるので、覚えておきましょう。
これで時間を待てば、タイムラインにキャプションが作成されますので完了です。
他にできること
作成したキャプションをエフェクトを掛けられる様にする
自動文字起こししたキャプションは今のままだとエフェクトやアニメーションを付けることができません。そこで、キャプションをグラフィックに変更します。
上部のメニューバーからグラフィックとタイトル>キャプションをグラフィックにアップグレートを選択
文字起こしの修正
Premiere Proが自動で文字起こししたキャプションは修正が必要なことが多いです。なので、文字列が修正できる様になっています。
テキストパネルの文字起こしタブでもキャプションタブでもどちらでも大丈夫ですが、生成された文字をダブルクリックもしくはEnterキーを押すと好きに編集して修正できます。
また、検索バーから特定の文字列を入力してから置き換えや削除することもできます。
また、他にも3点リーダーのボタンを押すと色々なことができます。
・静的な文字起こしを生成
文字起こしをやり直すことができます。
・書き出し
文字起こししたテキストをテキストファイルなどで出力することができます。
・読み込み
テキストファイルを読み込んでPremiere Proのテキストに入れることができます。
・環境設定
文字起こしの設定を変更することができます
さらに、ソートボタンから各文字列を選択することができます。
これと削除や置き換えと合わせると修正がもっと楽になります。
・テキスト
デフォルトの状態です。何も選択しません
・フィラーワード
「あー」や「えー」など詰まった時の言葉を選択します。
・語間
言葉の間の無音期間のことを選択します。
・検索設定
検索の設定を変更することができます。
オススメは「フィラーワード」「語間」をそれぞれ選択して削除すると編集が楽になるかもしれません。
ただし、完全に削除することは難しいのであくまで補助としてお使い下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は字幕の自動文字起こしを説明しました。出来るようになるとかなり便利なので覚えておきましょう。