Premiere Proで画像や文字を揃える作業が面倒だと考えたことは無いでしょうか?
今回はそんな方のためにガイドを使って楽に揃える方法を解説しますので是非御覧ください
この記事を見て分かること
- ガイドについて
- ガイドを使った揃え方
- セーフマージンについて
ガイドとは?
ガイドは画面上に線を表示して画像を揃える指標になることです。
今回はデフォルトで設定されている水色で中央とセーフマージンの下部にガイド線を引いてみました
色は好きに変えることができます。

ガイドでできること
ガイド線に合わせて画像をドラッグ&ドロップをするだけで視覚的に簡単に画像を揃えることができます。
モーションで位置の数値をイチイチ一つずつ変えなくても良いのはかなり楽ですね!
今回はガイド線を使って3つの画像を中央で揃えてみました。
点線で表示され中心が合っています。

ガイドを使う画像やテロップの揃え方
1.必要なツールを表示させる
プログラムパネルで+ボタンを押してツールを表示>「定規」「ガイド」を選択してOKを押して表示させましょう。


2.定規を使ってガイド線を表示する
↓画像の赤枠部分で各操作を行うとガイド線を引くことができます。

①赤枠で左クリックでドラッグアンドドロップでガイド線を視覚的に引く
数値ではなくマウスでドラッグアンドドロップした場所にガイド線を引くことができます
②赤枠で右クリック>ガイドを追加から数値でガイド線を引く
右クリックでガイドを追加すると数値を指定してガイド線を引くことができます。
表示されている定規を頼りに自分の引きたい場所の数値を把握してガイド線を引くと良いです。

また、この右クリックすると定規のメモリをピクセルから%表示にさせることができます。
変更することで中央などの割合にガイド線を引いて揃えることができます。
3.ガイド線に合わせて画像やテロップを置く
プログラムパネル上の画像やテロップをダブルクリックして動かせる様にしましょう。
そのまま動かす場合はドラックアンドドロップで動かしますが、このままだとガイド線の部分で止まってくれません。
なので、Ctrl+左クリックのドラックアンドドロップを使って動かすとガイド線の場所で止まります。
中央で揃えることも左揃え、右揃えもすることができます。

覚えておくと便利なこと
1.ガイドを保存することができる
パネルの表示>ガイドのテンプレート>ガイドをテンプレートとして保存を選ぶことで、
ガイド線を使い回すことができます。
特定の位置を何度も使う場合は覚えておくと便利です。

特に字幕の位置を決める時にセーフマージンと画面中央のガイド線を表示して、
位置を決めると便利です。
(↓画像の様なガイド線)

※セーフマージンとは?
プログラムパネルにテレビなどの放送媒体で映る範囲を表示させることができます。
先ほどガイド線を描くツールを表示させたときと同様にセーフマージンのツールを表示させ表示させます。

Web上で公開する場合はあまり気にする必要はありませんが、
Youtubeの場合はセーフマージンの一番下の横線(↓画像の赤線部分)はシークバーが表示される部分と被りますので、シークバーを考慮する場合はそこにガイド線を引いて、揃えて動画を作ると見やすくなります。

2.ガイド線を表示・削除できる
プログラムパネルのスパナマークを押すとメニューが表示され、ガイド線を表示・非表示、一括削除することができます。
また、個別にガイド線を消したい場合はガイド線をドラックアンドドロップして画面外に持っていくことで消すことができます。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガイド線を使うと効率良く編集を進めることができます。
是非使用して動画を早く品質良く作りましょう。